デジタルモールドのこと

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    青葉を照らす日差しがまぶしいこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

    さて、前回の記事でふれました制作中のカセットベースの情報です。
    まずは既存のカセットベースサイズを画像でご覧ください。


    赤透明の部分が樹脂製の入子ですのでワークの最大サイズはΦ50、
    厚みは10mm程度までで、その小ささにご不満の声を頂戴しておりました。

    新たなカセットベースは縦横厚みともに拡大いたしました。


    ご覧のサイズの入れ子をセットできて、厚みも20mm程度のワークまで対応いたします。

    さらにアタッチメントを利用することで、置きコマ方式のスライドに対応しています。
    3Dプリンティングの入れ子で自由な型割を設定できるので「何方向でもスライド」です。


    スライドアタッチメント仕様の場合は図のような入子サイズに対応します。
    近々具体的な置きコマ構成や成果物もご覧いただけると思います。


    以下、一見様への配慮
    カセットベースは金型本体(灰色の部分)です。このベースへ設けたポケット形状へ、
    3Dプリンティングした樹脂製の入子をセットして射出成型します。

    デジタルモールドのこと

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      立夏のみぎり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

      さて、当ブログ内で時々度登場するデジタルモールドの活動です。
      以前の記事をご覧いただけますとそのあらすじをご理解いただけると存じますが、
      実は比較的熱心に取り組んでおります。

      本日は展示会用のノベルティや、お客様への説明で利用するサンプル部品を成型しました。
      スナップフックで組み合わせ出来る簡単なブロックですが、なかなかどうしてそこそこの出来栄えです。
      社内のシステムで、小さな部品であればいつでも成型できます。



      現在の社内で利用可能なサイズは、部品投影形状でΦ50.0、厚み15mm程度までですが、
      近々W90mm H45mm D20程度の部品まで対応したカセットベースが完成致します。
      実験用部品の製作や超小ロット生産の幅が広がります。

      以下一見様への配慮
      デジタルモールドとは金型を3Dプリンティングした造形入子に置き換えて射出成型する
      製造方法です。

      スキャニングとデータの編集・修正について 2

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        前回記事<スキャニングとデータの編集・修正について 1>に引き続き、今回はデータの編集方法と出力形式についてご紹介します。

         ■スキャンデータはどんなふうに編集できるの?

        一度スキャンしたデータは、どんなかたちにでも編集が可能です。

         ・データのサイズを変更したい
         ・部分的に形状を変えたい、アンダーの無いデータにしたい
         ・フィギュアデータなどに台座をつけたい、装飾品を追加したい、ポーズを変えたい
         ・スキャンデータを元に部品分割したい        

        などなど、お客様とお打ち合わせをしながら作業を進めさせていただきます。
        これは無理かな?と思うことでも、何らかの方法をご提案させていただきたいと思いますので、お気軽にご相談くださいませ。

        ちなみに、弊社社長のスキャンデータの活用法。

        こちらがスキャンしたままのデータです。


        用例1:顔まわりを切り出して、2mm厚にしてお面にしてみました。


        用例2:ちょっとお化粧をして、ティッシュボックスケースに。お部屋のインテリアにもなります。


        用例3:オリジナルマスクをかぶせて置物に。

        はい、どんなかたちにでも編集が可能です。



         ■どんな形式で出力できるの?

        STL、STEP、IGES、X_Tで出力が可能です。この他の形式をご希望の場合はご相談くださいませ。
        ただし造形の細かいフィギュアや工業部品などは、中間ファイルでのデータ作成が困難な場合があります。
        また工業部品については、前回もお話させていただいたとおりエッジなどの形状は保持されません。弊社にて面の張りなおしも承っておりますので、ご相談ください。



        以上、スキャンデータについて2回にわたりご紹介させていただきました。
        何かご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませね。

        スキャニングとデータの編集・修正について 1

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          SWANYでは、スキャニングおよびデータの修正・編集、また3次元CADで使用できるデータへの変換作業等も承っております。
          対象は工業部品から人物・フィギュア・おもちゃ・インテリアなど多岐にわたり、また大きいものでは自動車や航空部品まで対応可能です。
          今回は特にお問い合わせの多い内容についてまとめてみました。

           ■どんなものがスキャンできるの?

          対象物に応じて、ATOSとArtecという2つのスキャナを使い分けております。
          小さいもの、細かい形状のもの、精度を必要とするものなどはATOS、人体やインテリアなど比較的大きくてざっくりとしたものはArtec、といった具合です。


          いずれの場合も光をあてて形状を測定するため、光沢のあるものや透明なもの、黒いものなどはスキャンに適しません。
          必要に応じ、お客様の承諾をいただいてからサーフェサーを吹いてスキャニングいたします。
          また、ボスなどの深い窪みは奥まで光が届かないためスキャンできず、そこだけ穴が空いた状態になってしまいます。

           ■データはどこまで修正できるの?

          『スキャンしたのはいいけど、穴が空いているのは困るなあ・・・』
          ということで、スキャンデータの修正も対応させていただいております。
          たとえば、このような部品の場合。



          図中黄緑色の線がサーフェスエッジです。つまり、穴です。
          リブやボス周辺に穴が空いていますが、ざっくりと形状を確認する程度なら問題なさそうですね。
          ソリッドにしたいときは、ここから穴埋めをしていきます。
          こんな感じで・・・



          周囲の曲率に合わせて埋まりました。同様に他の箇所も作業していきます。
          また、モデル上に不要な部分があればここで除去することも可能です。

          全ての穴を埋め、外周の立ち壁を整えました。

          ポリゴンモデル(スキャンしたままのデータ)での修正作業は以上です。

          ここで注意したいのが、スキャンではエッジ等のピン角は再現できない、という点です。
          3次元CADのように数値で構成されているものではないので、全てのエッジや平面は曖昧になります。
          きちんとしたエッジや面が欲しい場合は、ポリゴンで修正したモデルを元に改めて面を張りなおす必要があります。

          お客様のご要望に合わせて修正方法を検討いたしますので、お気軽にご相談ください。


          ここまで読んでくださって有難うございます。
          次回はスキャンデータの編集方法と出力形式についてご紹介します!
           

          ミニ四駆カップ参戦

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            FAB MINI 4WD CUP 2015 SPRING

            http://fabcafe.com/tokyo/blog/fabmini4wdcup2015spring?lang=ja
            ストラタシスさんと共同制作で参戦します!
            いよいよ明日です!!

            実施日時:2015年4月29日(水曜日・祝日)
            開催時間:11時00分〜18時00分(予定)
            場所:コクヨ エコライブオフィス品川内スペース
            http://www.mdn.co.jp/di/articles/2632/


            デジタルモールド® 3Dプリント透明樹脂型による樹脂流動解析

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              デジタルモールド®技術でショット数を稼ぐ為には、
              Connexシリーズで造形可能なデジタルABSが最適です。

              昔から金型内での樹脂の流れを見てみたかったんです。

              Stratasys社の造形材料にはクリア樹脂がある!
              デジタルモールド技術がある!

              クリア材料では、耐熱が無いので型が直ぐに壊れてしまいますが、
              1ショットならということで、やってみました。
              材料はPOM(ポリアセタール)で、成形温度はノズル温度で200℃です。

              驚きのモールドフロー可視化実験をご覧下さい!


              ウエルドラインの形成の様子や、樹脂が硬化していく様子が見れます。
              また、型表面から樹脂収縮で剥がれていく様子も確認できました。

              成形不良の対策や教育用として活用できそうなので、今後に期待です。
              また、ご興味ある方は是非お声掛けください。

              インターモールド2015に出展してます

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                昨日より全4日間の日程(4月15日(水)〜18日(土))で東京ビッグサイトで行われております、インターモールド2015ストラタシス社様のブース内でスワニーも一緒に出展させて頂いております。
                会場の出展場所です。文字が小さくて見えずらいかもしれないですが・・・


                ストラタシス社様の全面バックアップのおかげでこんなにかっこよいブースになっております!
                 



                 
                スワニーが用意したものは、小型成形機とデジタルモールドの型だけ・・・
                ただ、このデジタルモールドの型は通常は長野県伊那市富県(とみがた)の山奥にあるスワニー本社に来ていただかないと、見れないものなのでものすごく貴重です。

                こちらは、デジタルモールドで試作してから、本型をつくりました。
                こんな型も見放題です(^^)


                また、ブースでは弊社社長橋爪によるデジタルモールドのライブデモも行われています。
                昨日はこんな感じで行われていました!それっぽくマイクをつけていますね・・・

                 
                ぜひ、インターモールドにお越しの際にはこちらのブースにもお寄り下さい。
                お待ちしておりますo(^▽^)o

                ろくちゃん防犯ブザー

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                  信越放送株式会社のろくちゃん防犯ブザーが
                  長野県全域の新一年生に配られました。

                  ろくちゃんの背中にMade in NAGANOと記載された防犯ブザー、
                  地域の子供達の安全の為に、地元の大人達が一生懸命作りました。

                  設計はスワニー、部品製造は製造業ご当地お土産プロジェクトチーム、
                  組立は内職ワークスペース、梱包は社会福祉協議会と本当にみんなで力を合わせて製品化しました。

                  http://sbc21.co.jp/blogwp/radikan/article/7092
                  ↑SBC信越放送のブログです。
                         

                  本当は防犯ブザーのいらない安全な社会になってくれるといいですね。
                   

                  実は僕もレーザー加工機を使ってみたかった。

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                    ど〜も!どーもどーも、イモトですか?違います。藤森です。

                    先日の巨匠酒井さんの記事に触発され、私も会社に設置された新設備にて
                    モノヅクリをしてみました。

                    何を作ったかというと、、、


                    これ!!


                    なにこれ?

                    そう、ネームプレートです。
                    僕のゴルフのキャディバッグに付ける用のネームプレートです。(あくまで私的使用)
                    試作加工場の端っこにあった端材を使用したので会社的負担はないはず!(勝手に確信)


                    一見上手く出来たように見えますが上部に見える某キャラクター(あくまで私的使用)に
                    失敗箇所がありました。

                    これ!


                    目の付近に注目。



                    輪郭が削れませんでした。ありゃりゃ。


                    理由はですね、この機械のレーザーを照射するヘッド(厳密にはレーザー照射装置は
                    別の箇所にありますが)は画像で言う左右にかなりの高速で行ったり来たりします。
                    そこでヘッドの動く方向に直交する(画像で言う上下に走っている)線は基データ上で
                    ある程度の太さがないとレーザーの出力が通過時間に追いつかなくて削れないと
                    いうことになってしまうものと思われます。

                    そこで線を太く書き直して再トライ!!・・・しようと思いましたが別にこれで
                    私としては満足ですのでこのまま使用決定!!
                    こういうところで自分のこだわりのないところでのあっさりした性格が存分に
                    発揮されるとは真にラッキーでした。

                    今後のデータ作りの経験にもなりましたので、いや、よかったよかった。

                    スワニーの機械音痴がレーザー加工機でサンプルを作ってみた。

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                      どーも。
                      「スワニーでの仕事は太ること!」でおなじみの酒井です。

                      早速ですが、先日スワニーに新たな機械が導入されました。
                      こいつです。
                      レーザー加工機1レーザー加工機2
                      レーザー加工機「UNIVERSAL LASER SYSTEMS」と書いてあります。
                      おそらく「VLS」というシリーズだと思います。(間違ってたらすみません)
                      導入したばかりで社内でも何ができるのかまだ良くわかっていないということで、
                      色々試してみようということに。
                      だけど機械音痴なんだよなー。。。

                      で、なぜ機械音痴の私がそんなことをやっているかというと、
                      なんとこの機械Adobe illustrator(イラレ)からプリンター感覚で出力した
                      データで物を切ったり削ったりできるのです!
                      私元々イラレは少々かじっていましたので「自分にもできるかも!」とまんまと食いついたわけです。

                      そういうわけで何か作ってみながらこの機会の特性や加工時の条件などを検証してみようと考えました。
                      とりあえずうまくいくかもわからないことに大金はかけられないので、廃材のアクリルを拾ってきました。
                      アクリル廃材
                      拾ってきたはいいけど何つくろうかなー。。。
                      なんとなく頭に浮かんだアイデアで行ってみよー!

                      でまず、イラレ内で作るデータはこんな感じです。

                      アクリルの裏側に刻印を彫りたいのでロゴマークは反転してます。

                      ここから紙に印刷するかのようにプリンターとしてレーザー加工機のドライバーを
                      選択して「プリント」をクリックすると。。。


                      おお!そのままレーザー加工機のドライバーへと転送されました。
                      (機械に正確な加工をさせるためにイラレ側で線幅などの調整をする必要があります)
                      機械が苦手な私でもなんか「加工機を操ってるぜ!」という満足感を得られます。(個人差があります)

                      そして加工をスタートすると。

                      安全カバーが反射してしまって見えづらいかと思いますが、ロゴを彫っています。
                      まずは刻印部分から削ってその後外周をカットするわけですね。
                      動画も撮ってみたのですが、見づらいのでまたの機会にアップします。

                      そんなこんなでできあがった部品がこちら。

                      こんな感じの部品が何点かできあがりました。

                      そして廃材だったので汚れが気になるところを綺麗にして
                      組み立てていきます。

                      組み立てに夢中になっていて(必死になっていて)途中経過を撮影するのを忘れていました 汗
                      すみません。。。

                      完成品がこちら。
                      じゃじゃーん!


                      じゃじゃーん!


                      ん?なんかいたような。。。
                      まぁ気にせずに、じゃじゃーん!

                      そしてこいつを作ってやってみたかったのがこちら!
                      じゃじゃじゃじゃーん!

                      社長をお手伝いに使って撮影しました。

                      動画もご覧下さい。

                      透明で光るもの好きの私としてはかなりテンションが上がります。
                      「これ何?」って聞かれると「何だろね?」ってなるので聞かないでください。

                      というわけでサンプルとしてこんなものを作ってみたのですが、この機械はかなり扱いやすいです。
                      イラレから作業ができるというのがかなり大きいですね。
                      ただし、レーザー照射時に焼失してしまう範囲があったり、レーザーの特性上断面にテーパーがついてしまったりと精度を求める機械部品にはあまり向かないかもしれません。(条件出しや調整次第である程度は改善できるはず)
                      自分としてはデザイナーさんや美大生なんかにはかなり喜ばれる機械だと思います。
                      社内でも簡単な形状だけを確認したいなんてときに重宝しそうです。

                      今後も機械の勉強がてら何か作っていこうと思います。
                      気が向いたらまたアップします。
                      では、またそのときまで。


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